言いたいことを上手に伝える方法

図解 自分の気持ちをきちんと「伝える」技術―人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ

●日ごろの言動をチェックしてみよう。
あなたはどのような場面がにがてですか?
とりあえず、比較的やりやすいものを記憶しておいて、今度そんな場面にであったとき、状況や自分の言動、気持ちなどを意識して覚えて置きましょう。そして、つぎにそのような場面にであったとき、どんなアサーティブな表現があるか考えてみましょう。


1.人が不当なことをしたとき、そのことをいいますか?
2.並んでいるところに割り込まれたら、それを言いますか。
3.自分の考えや気持ちを把握していますか
4.感情的になりますか?
5.話し合いの席で意見をいいますか?
6.デパートで自分の後ろから来た人に先を越されてサービスされたとき、店員にそのことをいいますか?
7.あなたからおカネを借りた人が返却日になっても返さなかったとき、店員にそのことをいいますか。
8.議論をしていて、自分の意見が認められなかったとき、それでも自説をいいつづけますか?
9.社交的な場面で、壁の花になりがちですか?
10.ほかの人の決定や選択に入りこんで、代わりにしてあげることがありますか?
11.愛情をオープンにしめしますか?
12.友人に助けを求めたり、ちょっとした頼みごとをしますか?
13.自分の考えに間違いはないと主張しますか?
14.あなたの尊敬する人と意見が違ったとき、自分の意見をいいますか?
15.人をほめますか?
16.ほかの人が言葉に詰まったとき、あなたが代わりにいてあげますか?
17.自分の思いを遂げるために、他人に大声で命令したりどなったりしますか?
18.家族で食事をしているとき、会話を独占しますか?
19.初対面の人に会ったとき、自分のほうから声をかけますか?
20.人前やいろんな場に出て行くことをためらいますか?

●言葉で表現することの上手な人・下手な人
現代人は自己表現の場を避けようと思えばいくらでもさけられるため、
人と異なった意見をいえなかったり、権威者や自分に影響力を持つ人と自然に会話ができなかったりする。

自分の思いを伝えるために、適切な言葉や言い方を学ぶ機会をつくる。