テーマ2 占有権

占有権
1.占有取得の要件を言え。

2.賃借人甲が賃貸人乙の物を所持している場合において、乙に目的物の占有はあるか?

3.占有移転の方法を挙げよ。

4.甲が乙に寄託している物を寄託したままの状態で丙に譲渡する場合どのような手続きが必要か。

5.自主占有と他主占有の異同を言え

6.無効な売買契約に基づく買主の占有、盗人のする占有はそれぞれ自主占有といえるか。

7.自主占有と他主占有の区分の実益はどのような点であらわれるか?

8.他主占有が自主占有に変わる場合をあげよ。

9.相続は185条にいう「新たな権限」にあたるか。

10.自主占有から他主占有への変更、ある態様の他主占有から他の態様の他主占有への変更はあるか。

11.占有の態様に関してどのような推定があるか。

12.善意占有と悪意占有の異同をいえ。

13.過失ある占有と過失なき占有の異同をいえ。

14.瑕疵なし占有とは何か。

15.占有の継続について、どのような推定規定があるか。

16.占有権は相続されるか。相続人が相続の開始を認識する必要はあるか。

17.甲、乙、丙と占有が承継された場合、丙が取得時効を主張するときは、どの時点からの占有の主張ができるか。

18.占有者が本権者に占有物を返還する場合の果実の清算関係について。
善意の占有者は(①)。善意の占有者が本権の訴えにおいて敗訴したときは(②)。悪意の占有者は(③)する義務を負う。(④)による占有者も悪意の占有者と同様に扱われる。

19.占有者が占有物の責めに帰すべき理由によって滅失または損傷した場合において、占有者が本権者に占有物を返還するときの損害賠償の範囲をいえ。

20.占有者が本権者に占有物を返還する場合における費用償還請求権について述べよ。

21.即時取得の要件をいえ。

22.即時取得することのできる権利をあげよ。

23.占有を取得したときは善意であった者が、その後悪意になったときは、即時取得の効力は失われるか?

24.代物弁済としての給付・消費貸借成立のための給付によって即時取得が成立するか。

25.即時取得における盗品・遺失物の民法193条の特則をいえ。

26.盗品・遺失物について、真の所有者が代価を弁償しなければその物の回復ができない場合をいえ。

27.占有の訴えにおける当事者をいえ。

28.占有保持の訴えの要件及びその内容ならびに提訴期間をいえ。

29.占有保全の訴えの要件及びその内容ならびに提訴期間をいえ。

30.占有回収の訴えの要件及びその内容ならびに提訴期間をいえ。

31.賃貸借契約が終了したため、賃貸人が賃借人に対して賃借物の返還を請求したにもかかわらず、それが拒絶された場合、賃借人は占有回収の訴えを提起できるか。

32.占有の侵奪者の承継人に対して占有回収の訴えを提起することはできるか。

33.甲所有の物を乙が奪い、乙はそれを悪意の丙に売却し、丙はそれを善意の丁に貸与している場合、甲は丙・丁に対して占有回収の訴えを提起できるか。

34.占有の訴えに対して本権に基づく反訴を提起することはできるか。

35.占有の訴えに対して、本件を有することを抗弁として提出することはできるか。

36.自己占有による占有権の消滅原因をいえ。また、占有者が占有を奪われても、占有が犠牲されるのはどのような場合か。

37.代理占有による占有権の消滅原因をあげよ。
代理占有例)Aさんが、車を持っているとします。そして、Aさんが代理人であるBさんに代わりに車を持っておくように頼んで、Bさんに車を渡しました。
このような場合でも、Aさんは占有権を失なわなず、占有権を主張することができるのです。

38.寄託契約の期間が満了した場合において、受寄者が物の所持を続けているときは、寄託者は占有をしているといえるか。