陽転思考
悲しい事実は消えないけれど、考え方を変えれば、それらすべては「よかった」に変わります。そして、私は楽になりました。過去と、そこにあった感情からは自由になれました
人生にはいろんなことが起こります。失恋、失業、失敗、挫折、病気……大切な人が亡くなるとか。無責任なように聞こえるかもしれませんが、泣いても笑ってもそのような事実が消えるわけでもないし、死んだ人が生き返ることもないのです
「事実はひとつ 考え方はふたつ」
とにかく、自分の口から嘘でもいいので「よかった」と言うのです。
「怪我をしてよかった」
「失敗してよかった」
「財布をなくしてよかった」
そして、そこから自分に問いを立てます。「なぜ?」と自分に聞くのです。理由を見つけてから「よかった」と言うのではなく、先に「よかった」と言ったあとに理由を探すのです
未来は、過去のものさしでは絶対に測れません
ふたつの選択肢を目の前におくと、どちらかを選べるのです。選ぶということは、すなわち「決断する」ということなのです
二者択一でも1週間後には128通りの人生がある
速いことばかりがいいと言うつもりはありません。ただ、悩んで苦しんで結局、何もしないで生きている時間は長くないほうがいいに決まっています
人生の時間って限りがありますよね。苦しい経験にこだわって、その後の人生が「つらくて苦しい牢屋」に囚われたままだなんて、時間がもったいないと思いませんか?
人生の挑戦を棄権して生きていたら、いったいどんな人生になるのか? 考えるだけでも恐ろしいことです
失敗を怖がらないで前に進めるようになると、先延ばしも同時になくなってきます
完璧な人なんていないのだから、その人の「いいところ」をちょっとでもいいから見つけてあげて、その部分をうまく引き出してあげるのがいいつきあい方
人を褒めるためには、「くそー悔しいなあ」と思う嫉妬をまずは超えないといけません
嫌な人も苦手な人もすべて何かを学ばせてくれる対象
苦手なこと、嫌いなことに挑戦するなんてなかなか自分から求めないことです。だからこそ、苦手なことが好きになるチャンスをもらえるだけでもありがたい