欲望の果てにあるのは失望
●どうしたら本当の成果主義が実行できるのか？
それには上司が目標を達成するためのプロセスを設計します。
さらにそのプロセスを細分化し、個々の段階でそれぞれの担当者がやるべき仕事を具体的に提示します。
そして、その具体的な仕事を確実にやることが、「成果」なのだとはっきり伝えればいいのです。
そうすれば社員のモチベーションは上がるはずです。
⇒そうすれば社員のモチベーションはあがるの？？？
●飽くなき欲が不幸を呼ぶ
人間は他人より優位に立つことによって優越感や満足感に浸ります。そうではない人ももちろんいます。けれども、多くの人は他人と自分を比較し優位に立とうとします。それが、人間の本能なのかもしれません。
けれども、欲望の果てにあるのは、失望でしかありません、そのことを自覚する必要があります。自分の欲望を克服した先にこそ、本当の幸せがあるのです。
●努力は必ずしも報われない
本当に努力している人は「えらくなりたくない」「リスクを負いたくない」「結婚もしたくない」「子供も持ちたくない」などとはいいません。
これらの言葉は努力しないことの逃げ口上にすぎません。自分や他人に言い訳をしているだけです。
つもりの努力で報われるほど人生は甘くはなりません。
